注文住宅で戸建てを立てたわけですが、賃貸マンションと違って、防犯面が非常に心配…
近年、闇バイトでの強盗ニュースもありましたしね。
そこで、防犯を強化するといえば、やはり、防犯カメラ!監視カメラ!
ということで、電動工具無しで防犯カメラを自力で設置した方法をご紹介します。
DIY素人が壁に穴をあけずに自分で防犯カメラを設置する。
正直ハードル高いと感じてましたが、必要な物品さえわかれば、電動工具無しでも結構きれいに設置できます。
DIYすれば安いものです。最近では1台8000円くらいで良い防犯カメラが手に入るのですから、良い時代になったものです。
防犯カメラなんて超金持ちの富裕層がつけるものと先入観を持ってましたが、経済力に自信がない人こそ、DIYで防犯対策をすべきだなと感じました。
SECOMとかアルソックとかも強力な防犯にはなると思うんですが、ちょっと費用が継続してかかるのが痛い。
防犯カメラは初期投資さえすれば、故障しない限りは電気代しかかかりません。
私はあまり器用ではないですが、色々、調べて不器用でもいける方法にたどり着きました!
正直、「防犯カメラ DIY」、「防犯カメラ 自分で設置」、「防犯カメラ 設置方法」とかで調べると、どれもこれも電動工具を使った方法を説明してくるんですよね…
電動ドリルがなくてもできます!
普段DIYをしないのに、電動工具なんて買ってられるかい!という人も多いはずなので、ぜひ参考にしてください。
↓こんな感じになります。雨樋に固定してます。

防犯カメラの種類(コンセント式)
我が家は屋外コンセントを利用可能でしたので、コンセント式の防犯カメラにしてます。
太陽光式の方が設置が簡単ではあるのですが、「日当たりが良い場所しか設置できないこと」「曇天が続くとバッテリー切れの可能性あり」というリスクがあるので、コンセント式が良いと思います。
下記のTP-Link製のものを購入しました。
Tapo C510Wです。
これは圧倒的に安い!機能も十分過ぎるほどです。
横は360度、縦は130度回るので、家の角に2か所設置すれば、ほぼ全周カバーできる優れものです。
画質もかなり良いので、問題が発生した時に証拠映像として十分な機能です。
また、赤外線モードが搭載されており、暗くなっても撮影可能。
防水機能も高く、音声での通話も可能。
動いている物を追尾して撮影する機能もあり。
機能盛りだくさんですね。
こいつを2台、家の角の雨樋の高いところに設置すれば、防犯抑止力として抜群でしょう。
映すところは、玄関、窓、駐車場、自転車置き場など、自分が不安に感じる箇所にしましょう。
パトロールモードで一定間隔で首振りできますから、見張りたいところを設定してやればOKです。
防犯カメラにセンサーライト機能も欲しい方は↓のTapo C520WS かC530WSを選びましょう。
画質の違いしかないようです。C530WSの方が画質が良いです。
1つ、これらのカメラの注意点はwifiで接続してアプリで動かす点です。
設置予定箇所にwifiの電波が届いているか確認してから買いましょう!
電波が届いていなければ、電波が届くように無線ルーターの位置を変えたり、中継器を使って、電波を届くように整備が必要です。
楽天のリンクも↓に貼っておきます。C510W(ライト無し)、C520WS(ライト有)、C530WS(ライト有・高画質)から選んで購入しましょう。
揃えるもの(材料)
材料としては下記が必要です。(楽天のリンクは後ほど)
電動工具無しで防犯カメラを固定したい方は、プールボックスと結束バンドは下記リンクのやつを買ってください。
色々、調べて辿り着いたベスト品です。
(実は1台目は他のプールボックスと結束バンドで痛い目を見ました。)
プールボックス(防犯カメラの固定しやすさ、雨樋への固定しやすさの観点で選定)
結束バンド(屋外設置のため、高耐久性のものを選定)
紫外線が当たって、水に濡れる可能性もあり、プラスチックが劣化して切れる可能性があります!
決して安物の結束バンドを使わぬように!
micro SDカード
防犯カメラの映像記録用。TP-Linkの公式サイトに記載している使用可能SDカード欄にKIOXIAのSDが多かったので、KIOXIA。問題なく使えてます。
256GBあれば十分でしょう。
屋外用防水延長コンセント(設置予定箇所からコンセントまで十分に届く長さのもの)
エアコン用パテ(穴がふさげれば何でもOK)
延長コンセント保護カバー(最悪、無くてもOK)
プールボックスが肝です。プールボックスってなんぞや?という人がいると思います。下記の画像の矢印で示したやつです。

このプールボックスの中で延長コードとACアダプターが接続されてます。
要するに配線の接続箇所を保護・隠ぺいする箱ですね。
屋外で使用しますので、耐久性の観点からも、防犯の観点からもプールボックスは必要です。
パッとコンセント抜かれると肝心な映像が録画できませんからね。
で、このプールボックスが優れている点は「取付自在ふた」「バンド通し穴付き」であることです。
これにより、電動工具無しで簡単に防犯カメラを設置することができます。
詳細は「手順」の項目で記載します。
楽天のリンクは↓
揃えるもの(工具)
工具は2つだけ必要です。
1つ目はドライバー
普通の百均で売ってるようなものでOK
2つ目は金切りばさみ
下記のようなものですね。
プールボックスに延長コードを入れないといけません。そのための穴がプールボックスには設けられているのですが、延長コードが入らないんですね。
そこで、プールボックスの穴からボックスの淵にかけて切ってあげる必要があります。
そのための金切りばさみです。
手順
①スマホに防犯カメラのアプリを入れる。
②防犯カメラにmicro SD カードを入れる。
③防犯カメラとアプリを連携させて動作確認。
④防犯カメラと付属の固定治具に取り付ける。
⑤プールボックスのフタを外し、フタの真ん中のゴムのところをカッターなどで切り込みを入れる。
⑥プールボックスのフタのゴムのところに防犯カメラのコードを通す。
⑦プールボックス付属のネジで防犯カメラ固定治具をプールボックスのフタに固定
ポイント
フタにはネジくらいの穴がたくさんあります。
そこの穴にネジをドライバーで押し付けながら回すとネジがメリメリと穴に入っていく仕組みになってます。
なので、防犯カメラ固定治具の穴とプールボックスのフタの穴の位置を合わせた状態にして、ネジを回せばOKです。
防犯カメラの固定治具には穴が4つあるので、4か所で固定します。
4か所で固定治具とプールボックスのフタの穴の位置を合わせて、ネジを置いた状態で1つずつ対角の順番で、少しずつ締めていきましょう。
1か所を先行して思いっきり締めると斜めになったり、ズレたりしやすいので、4つを少しずつ締めます。
固定治具とフタの隙間を見ながら、隙間が大きく空いている箇所を締めるようにします。
くれぐれも力いっぱい締め過ぎないように。防犯カメラの固定治具が破損する可能性があります。
固定治具とフタの隙間がある程度見えなければOKです。
⑧防犯カメラのコードとACアダプターを接続する(付属の防水パッキンを挟んだ状態で。)
⑨プールボックスの本体側の延長コードを通す穴のキャップを外す。
⑩キャップを外した穴に金切りばさみで本体のふちまで切り込み入れる。
⑪延長コードをプールボックス本体に入れる(差し込み口が大きくて入らないので、金切りばさみで入れた切り込みを利用して入れます)。
⑫プールボックス内で防犯カメラのACアダプターと延長コードを接続する。
⑬プールボックスの本体にフタをして、ネジで止める。
⑭プールボックスの裏側のバンド通し穴に結束バンドを通す。(固定する場所次第では結束バンドの長さが足りない場合があります。その場合は、複数の結束バンドを直列に繋いで長さを稼ぎます。バンド通し穴のゾーンに結束バンドの接続部分が来ないようにすれば問題なし。)
⑮雨樋に結束バンドで固定する。(雨樋を建物に固定している箇所の近くで固定しましょう。そんな重量物ではないですが、雨樋が重さで破損するといけませんので…)
⑯延長コードを屋外コンセントにさす。
⑰延長コードに保護カバーをつける。(本記事のリンクのカバーはカバーの1面をカットして使用してます。)
⑱パテでプールボックスと延長コードの隙間を埋める。
これで完成です。
DIYが苦手でも何とかできそうな感じしませんか?
まとめ
本記事のプールボックスと結束バンドを揃えれば、それなりの完成度で電動工具無しで防犯カメラを設置可能です!
防水面も耐久面も問題なくできます。
多少、高所作業になりますので、怪我やモノの落下には気を付けて作業してください!

