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私が以前、勤めていた会社ではパワハラが蔓延していました。
今まで私に対してパワハラをしてきた人間3人に対しては、告発することでやり返してきました。
また、隣の部署で猛烈にパワハラをする人間がおり、その人に対しても巧に告発して制裁を下してきました。
対パワハラの経験を潜り抜けてきた私だからこそ伝えることができる
「パワハラと対峙するために必要な情報」をこのブログで発信していきます。
今回は、パワハラから逃げる方法について解説していきます。
パワハラに苦しんでいる方は、逃げたいと考えている人も多いのではないでしょうか?
逃げたいという気持ちを持つことは、当然だと思います。
パワハラは、言ってしまえば、社会人のいじめ行為に他なりません。
耐えることも戦うことも困難であれば、逃げることは立派な選択肢です。
災害が来たら、安全な所に避難します。
パワハラ被害に遭っても、同様に安全な場所目指して避難すべきです。
もちろん、「なぜ、自分が逃げねばならないのか、加害者がどっかいけ!」
という気持ちを持つ人もおられると思います。
そのような方には、また、別記事でパワハラとの戦い方を紹介致します。
ただ、「逃げる」という方法は最も確実にパワハラ問題を解決する手段です。
戦いたい人も「逃げ方」だけは予習して欲しいと思います。
逃げ方は、基本的に4種類あります。
以下に挙げるような各人の事情によって、適した逃げ方は異なってきます。
- 会社のシステム
- 職場の状況
- あなたの立ち位置
- あなたの健康・精神状態
- あなたの職種・スキル
自分の場合は、どんな逃げ方が適しているか?参考にしてみてください。
人によって、最適な逃げ方は違います!
この記事を読んで、最適解を探しましょう!
逃げ方① 部署内異動
部署内でパワハラ上司と違うチームに異動させてもらう方法です。
人事異動を発令しなくてよいため、早く逃げられる方法です。
また、上層部にとっても大きな問題になりにくく、内々で処理できる方法です。
そのため、上層部にとっても、好まれる手法の一つです。
上層部はパワハラ問題が表面化することを嫌がります。
上層部とパワハラ被害者、どちらにもwin-winであるのが、部署内異動です。
こんな人におすすめです。
- 人数が多い部署に所属している。
- 同じ部署でもチームが異なる人同士は、交流機会が少ない。
- パワハラ加害者以外の同部署の人と関係が良好
- 部署長と関係が良好
- 部署自体、仕事内容自体は好き
上記の5項目に当てはまる数が多いほど、部署内異動について考えてみて下さい。
部署長と面談する機会があれば、主張してみましょう。
面談というシステムがない。という人は、相談がありますとメールなどで部署長と二人で話す機会を設ければよいです。
部署長にとっては、あなたが休職や退職する方が痛手です。
退職者や休職者が出ると、部署長の評価が下がるからです。
パワハラという問題は、言い出しにくい側面もありますが、部署長とあなたの関係性が悪くなければ、早めに相談すると良いです。
ただし、部署長が信用ならない人間であったり、パワハラ上司が部署長と仲良しだったりすると、報復を食らう可能性もあります。
保険として転職サイトに登録してから相談する方が安全です。
相談することでパワハラが悪化するような場合は、そんな会社に長居してはいけません。
早急に転職できる準備だけは抜かりなくしてからがベストです。
私の最初のパワハラ被害はこの方法で乗り切りました。
転職サイトに登録しておくと心に余裕ができるので、毅然とした態度で希望を伝えることができます。
部署内異動をすることのメリット・デメリットや注意点を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
dodaに登録、面談まで済ましておくと安心です。
登録は無料・簡単・お手軽です。登録はすぐ終わりますし、面談はwebや電話で可能です。
面談まではしたくない。という人はリクナビNEXTがおすすめです。
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逃げ方② 他部署異動
違う部署への異動をさせてもらう方法です。
部署内異動が不適な環境である場合は、有力候補となります。
部署内異動が不適な場合とは、下記のような人です。
- 部署内の人数が少ない
- 部署内で違うチームでもパワハラ上司と関わる頻度が多い
- 部署長からパワハラを受けている
半年や一年に一回など、異動希望を出せるシステムの会社に勤めている人は、強い異動希望を出しましょう。
部署長や人事に他の部署に異動したい旨を伝えるという方法もあります。
その他、社内公募が出ていれば、それに応募するという技もあります。
会社自体は好き、会社の待遇は魅力的である。といった人で、
部署内異動では解決しないパターンにおすすめです。
ただし、受け入れ先の部署との調整も必要であり、スピード感に欠けるというデメリットがあります。
パワハラを理由に異動を希望すれば、早めに対応してもらえる可能性が高まります。
こちらも逃げ方①の部署内異動と同様、
保険として転職サイトに登録してから相談した方が良いです。
「異動したい」という意思表示がパワハラを加速させる可能性もゼロではないからです。
他部署への異動について詳細はこちらの記事にまとめています。
逃げ方③ 転職・退職
会社自体から脱出する方法です。
転職と聞くと、不安定だ!親族から反対される!ハードルが高い!
と考える人がいますが、パワハラ被害に遭うような会社で働く方が余程ハイリスクです。
昨今、売り手市場が続いています。
20代、30代ほど、より積極的に転職を考えても良いです。
今勤めている会社より待遇が良くて、パワハラが少ない職場は見つかります。
転職・退職はこんな人におすすめです。
- 職場にパワハラが蔓延している。
- 職場で退職者や休職者が続出している。
- 今の会社が別に好きではない。
- 今の会社に将来性を特に感じない。
- 給与、休日、福利厚生が大して良くない。(同じ学校出身の友人と比較して)
- 若い(20代、30代、40代前半)
- 専門的なスキル、資格がある。
1~4に当てはまる数が多いほど、会社に残り続けると精神を病む可能性が高くなります。
つまり、会社に残るリスクが高いということですね。
どんな会社・職場がヤバいのか、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。
5に当てはまる人は転職することによるリスクは低いです。
むしろ、給与や休日数が増える可能性の方が高いかもしれません。
最終学歴の友人達の話を聞いてみて、自分の待遇を把握してみましょう。
最終学歴の友人達が辿り着く範囲であれば、あなたもそこに手が届く可能性はあります。
6~7に当てはまる人は、転職先が比較的すぐに見つかりやすい人です。
6,7の両方当てはまる人は、パワハラ被害に遭うような会社に残るのが勿体ないくらいです。
転職サイトにいますぐ登録してみて、他社の求人を見て、自分の価値を感じてほしいと思います。
私も最終的にはこの方法で、新卒で入社した会社を辞めました。
一度、パワハラを乗り切っても、パワハラが起こりやすい会社だったからです。
パワハラが起こりやすい会社に長く勤めることはリスクでしかない。というのが正直な感想です。
どんなスキル・資格持ちが昨今の転職市場で強く求められているか、まとめ記事を作成中です。
看護師、薬剤師、保育士、ITエンジニア…等に当てはまる人は転職先はすぐ見つかります。
転職のメリットについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご参考にしてください。
逃げ方④ 休職
元気になるまで会社を休む方法です。
健康状態・精神状態に限界が近い人は休職の選択肢を検討して欲しいと思います。
転職や退職はエネルギーを使いますから、余裕がなさすぎる人は一度休むことが大事です。
部署内異動や他部署異動の希望を伝えることも、ハードルが高い場合もあるでしょう。
休職すると産業医面談などもあり、復職後にどうしたいかの希望も伝える機会が普通はあります。
緊急避難として休職を活用することも自分自身を守るためには必要です。
就業規則で休職の規定を読んで、段取りを確認しましょう。
休職制度は会社によって異なります。
- 休職期間
- 休職中の給与
- 診断書提出の有無
- その他、提出書類
- 手続きの担当者
上記の項目は早めに把握しておきましょう。
心療内科の診断書提出が必要な場合も多いです。
休職のやり方は早めに把握しておくようにしましょう!
限界が来てからでは遅いのです。
ちょっとキツイかもしれない…という段階で行動を始めることが重要です。
自分がどの程度、限界に近付いているかは、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
パワハラから逃げる方法は以上の4種類があります。
実現難易度は、 易 休職 → 部署内異動 → 他部署異動 → 転職・退職 難
となります。
健康・精神状態に不調をきたし始めている人は、すぐに休職の段取りを確認するか、転職サイトへの登録を始めてください。
休職以外の行動を起こす場合は、転職サイトに登録しておくことをお勧めします。
パワハラから逃れるために、配置換え・異動の希望を出すことは有効策の一つです。
しかし、部署長やパワハラ加害者からそれを気に食わない行動と取られるリスクもあります。
そのようなリスクをフォローするためにも転職サイトに登録しておいて保険を掛けることが重要です。