[temp id=2]今回は、退職代行の利用はどんな人におすすめか、利用するメリット、デメリットについて解説していきます。
退職代行とは、退職をスムーズに進め、トラブルを回避しつつ、法的な権利を確保できるサービスです。
はっきり言って、退職交渉・手続きはかなりエネルギーを使います。
上司が原因で退職する場合、かなり億劫です。上司が逆上したり、ネチネチと嫌味を言ってくる可能性もあります。
法律的に退職する自由があるのに、おかしな話ですが、それを言ってもキレイに通じない場合もある。ということです。
特に部下の退職で、上司自身の評価・査定が下がる場合、引き留めが起こることがあります。
この引き留めが原因で何度も押し問答をしたり、法的根拠のない謎の社内規則を盾に振りかざす人間もいます。
退職交渉も闇が深いものです。
辞めたくなる職場ならば、そんな可能性も高いものです。
パワハラ・セクハラ・長時間労働が横行していたら、退職交渉も難航するケースは多いです。
そんな社会の不条理によって、有休消化できなかったり、追い打ちのパワハラに遭って不快な思いをしたり、退職予定時期が後ろ倒しされたり…
退職に当たっては、色々な悲鳴が散見されます。
そんな社会の需要に答えて産まれたのが、「退職代行サービス」です。
お金がかかる代わりに退職交渉を全部任せてしまえます。
もうパワハラ上司の顔を見るのも嫌だという方には打ってつけです。
どんな人が利用すべき？
以下に当てはまる人は利用を検討して良いでしょう
- 退職を伝える上司からパワハラを受けている
- 退職交渉が難航している、しそう
- 全ての有休を消化したい
- 退職交渉、手続きをする気力が残っていない
- １日でも出勤するのが嫌
- 就業規則ではXXカ月前に退職を通知することとなっているが、それより早く辞めたい
退職の際に上司に通達しなければならないパターンがほとんどです。
そもそもの退職原因がその上司であれば、退職交渉はかなり気が重いものとなってしまいます。
そのような場合は、退職代行サービスを使えば、自分で退職を伝えなくて済みます。
ブラックな職場は入るは易し、出るは難し。
退職交渉や手続きは、想像以上に手強いイベントです。
上記に当てはまる人はメリット、デメリットを踏まえて、利用を検討してみてください。
退職代行のメリット
有休消化ができる
これが最大のメリットではないでしょうか。
退職時にすべての有休を消化できない人は非常に多いです。
退職するという行為は、労働者の権利ですが、「後ろめたさ」を感じる人は多いでしょう。
退職に加えて、有休を全部消化することはさらに「後ろめたさ」を感じて、退職交渉時に権利を行使しにくいものです。
また、会社や上司によっては、有休消化は有り得ない！という考えを持っていることがあります。
有休消化は認めない！と突き返されて、議論が平行線に。そのままズルズルと退職日になって、有休消化ができない。
そのようなパターンは多いです。
少なく見積もって、時給1000円×８時間＝8000円/日とすると、10日余らせている人は8万円分搾取されていることになります。
休養期間を確保できますから、有休も貴重です。
退職代行を使えば、有休消化を交渉して権利行使できます。
退職交渉をしなくてよい
前述したとおり、退職交渉は、非常にエネルギーが必要です。
退職する。と言い出すのは、勇気が必要です。
上司によっては逆上したり、しつこい引き留めもあり得ます。
また、人手が不足している職場であれば、後任が見つかるまで待ってほしい。
そう言われることもあるでしょう。退職交渉が難航しそうな方は、退職代行に依頼してしまえば、厄介なことに関わらなくて済みます。
退職手続きの負荷が減る
退職に必要な書類、手続きは多くて煩雑です。
公的機関に補助をもらうための書類や次の転職先に提出するための書類も現職の会社から取得する必要があります。
物品の返却、社宅の退去など、やることは盛沢山です。
退職代行には、退職の手続きをサポートしたり、代わりにしてくれたりするところもあります。
身も心も消耗してしまい、煩雑な手続きは到底処理できない…。
そのような方も退職代行を利用する価値があります。
給与・退職金の未払いを発生させない
退職代行はプロです。労働者の権利を守ることに長けています。
退職にかこつけて、給与を不当に払わず、労働者が泣き寝入りするような事態は発生しないように立ち回ってくれます。
自身の交渉では、給与、退職金の未払いについての交渉は困難です。
就業規則で決まっているから。と反論されても、それが違法であれば、未払いの給与は受け取る権利があります。
未払いの給与・退職金が発生する可能性がある方は積極的に退職代行を活用すべきです。
退職代行のデメリット
お金がかかる
他の人間に依頼することになりますので、当然お金がかかります。
大体の相場は2万～5万円後半といったところでしょうか。
しかし、それくらいの値段なら払っても良いかという人も多いのではないでしょうか？
退職交渉や退職手続きのサポートをしてもらい、さらには有休消化もできる。
メリットの多さを考えるとかかる費用は安いです。
有休消化など権利を主張・行使することが困難そうな方は、お金がかかるといえども、利用して損はないと思います。
どの退職代行がおすすめ？
退職に関する交渉は労働組合か弁護士である必要があります。
下記のどちらかの退職代行を使えば、変な業者を引かずに退職代行を依頼できるでしょう。
どちらも無料相談をしていますから、迷っていたら相談だけでもしてみましょう。
退職代行Jobs
私が良いなと思ったサービスは、「退職代行Jobs」というサービスです。
値段も３万円程度でHPもしっかりしています。
弁護士が監修しており、労働組合と連携しているサービスなので、安心して依頼できます。
個人的には「引継ぎ」「有休消化」についての交渉をプロに相談して任せられるのは、かなり良いと思います。
有休を残して退職してしまう人は本当に多いです。
もったいないです。
有休を全部消化したい…と言い出せそうにない人も「退職代行Jobs」を検討してみても良いと思います。
リンクを張っておきますので、内容を確認して利用を検討してみてください。
相談や問い合わせは無料なので、疑問なところは問い合わせてみましょう！
退職交渉は本当に気を使いますし、精神をすり減らしますから、お金で解決するのも全然アリです。
退職代行Jobs
弁護士法人ガイア総合法律事務所
こちらは5万円弱（＋残業代、退職金請求した場合は成功報酬2～3割）かかります。
しかし、弁護士に対応を任せられる安心感があります。
残業代や退職金の未払い交渉が必要で、難航しそうであれば、こちらがおすすめです。
また、違法なことが横行している会社、職場であったり、就業規則が法律的にアウトそうな記載があるような会社に勤めている方は、法律の専門家に頼んだ方がベターでしょう。
弁護士が出てくると違法なことをしている当事者は無理な要求を引き下げるものです。
退職代行Jobsより価格は高めですが、弁護士に頼んだ方が良いと考えている方は、こちらを検討してみましょう。
こちらも当然、相談は無料です。
