私が以前、勤めていた会社ではパワハラが蔓延していました。
今まで私に対してパワハラをしてきた人間3人に対しては、告発することでやり返してきました。
また、隣の部署で猛烈にパワハラをする人間がおり、その人に対しても巧に告発して制裁を下してきました。
対パワハラの経験を潜り抜けてきた私だからこそ伝えることができる
「パワハラと対峙するために必要な情報」をこのブログで発信していきます。
パワハラを受けている人は、「どうすればパワハラを乗り切れるだろうか…」ということで頭がいっぱいになっているのではないでしょうか?
今、パワハラを受けている人にとって、最も大事なことは、パワハラのダメージをどれだけ減らすか。これに尽きると思います。
この記事では、パワハラで受けるダメージを減らす方法について解説します。
自分ができる方法を片っ端から実施してください。
少しでもパワハラのダメージを減らして、心身の健康を保ちましょう。
何もしないことが一番危険です。
パワハラのダメージは蓄積します。
何も対策を打たないと、いつの間にか、対策を打つ気力まで削られて、あっという間にメンタルに大きなダメージを負ってしまいます。
うつ病など、精神的にダメージを負ってしまうと一生に関わってきます!
気力が残っているうちに、対策を打っていきましょう。
紹介するものは、すぐ実施できるものが多いので、すぐに実施していきましょう!
1.相手(パワハラ加害者)を異常者だと認識する
まずは、相手が異常者であると認識することから始めましょう。
気の持ちようは、非常に大切です。
パワハラ加害者の言動に真摯に向き合う必要はありません。
まじめに受け止めるだけ、自分へのダメージが大きくなります。
- 狂った異常者だから、キツイ言い方をしているのだ。
- 狂った異常者だから、攻め立ててくるのだ。
そのように受け止めるようにしましょう。
受け止め方、考え方を変えるだけで、随分と気が楽になるものです。
ただ、態度には出さないようにして下さい。
心の中で思うだけです。これならば、何も波風も立ちません。
どれだけ正論を並べ立てていようと、「相手が異常者である」と思いましょう。
実際、言動によって、人の精神を痛めつける人間は異常者です。
態度に出さなければ、どう思っても構いません。
相手の認識を変えるだけでパワハラのダメージが減るなら、やらない手はありません。
2.自分は悪くないという気持ちを持つ
精神論が続きますが、「自分は悪くない」という気持ちを持つことも必要です。
もちろん、これも態度に出してはいけません。態度に出すと周囲に軋轢が生まれて、弊害が出ます。
あくまで、心の中で思うだけです。
パワハラをされて、「自分が悪いからだ…」という気持ちを強く持ってしまうと、精神的なダメージが大きくなってしまいます。
成長のためには自責思考が必要。
なんて言われていますが、パワハラに思い悩んでいて、精神的な負荷がひどい状況で、成長もクソもありません。
まずは、精神的な安寧を確保することが何よりも重要です。
自分は悪くないのだと。開き直った強い気持ちを持てば、パワハラ言動のダメージもいくらか軽くなります。
表向きだけ、自分が悪かった、反省してます。という表明だけしてれば良いのです。
パワハラして部下のパフォーマンスが上がると思っている加害者の方が悪いのです。
3.転職サイトに登録する
精神的な余裕を産み出すために非常に有効です。
心の持ちようで、パワハラ言動から受けるダメージは全然違ってきます。
今すぐ、転職しろというわけでなく、まず、登録するだけで良いです。
- 「一生この会社に居なければならない」
- 「この職場・上司が永遠に続く」
上記のような前提・考えがあると、パワハラのダメージはずっと大きくなります。
そんな前提が成り立つのは、心身ともに健全に働ける職場でのみです。
パワハラが存在していて、心身に不調をきたす会社で、一生勤め上げねばならないと思ってはいけません。
転職してもいい。逃げてもいい。
そのような気持ちを持っておくことが大切です!
とはいえ、何もなしに、「転職してもいいんだ」という気持ちを持つことは難しいものです。
そこで、転職サイトに登録しておく。という行動が気持ちの切り替えに効果的なのです。
一歩、踏み出した状態にしておけば、実感を持てますから、「転職してもいいんだ」という大変楽な気持ちになります。
気の持ちようで、パワハラのダメージを軽減できるのならば、しない手はありません。
登録だけでもすぐにする。この行動一つがあなたの気持ちを劇的に変えます。
dodaに登録、面談まで済ましておくと安心です。
登録は無料・簡単・お手軽です。登録はすぐ終わりますし、面談はwebや電話で可能です。
面談まではしたくない。という人はリクナビNEXTがおすすめです。
こちらも登録は無料・簡単・お手軽です。
4.パワハラを受ける原因業務に全てのリソースを割く
パワハラを受ける原因となっている業務が明確に存在する場合、有効な手です。
他の業務を犠牲にしてでも、パワハラの原因となっている業務に全力を注ぐという荒業です。
パワハラの根本原因を取り除くことになりますので、これがうまくいけば、悩みの大半は解決したも同然です。
しかし、リソースは限られているもの。
他の業務は、自分以外に極力投げつけるようにして、自分はパワハラの原因業務に専念しましょう。
ただ、実施のハードルは高いかもしれませんが、リソースの割り振りを再考して挑んでみてください。
攻撃するポイントがなくなれば、パワハラを受ける機会は減るものです。
5.パワハラを受ける原因業務から外れる
これもパワハラの原因となる業務が明確な場合に有効な策です。
こちらも根本原因がなくなる対策なので、成功すれば、パワハラのダメージは全く受けなくなります。
別の業務との入れ替わりを希望するなど、原因業務から外れるアプローチを取りましょう。
パワハラの原因となる業務とは下記のようなものが当てはまります。
- パワハラ加害者が重要性が高いと考えている業務
- パワハラ加害者が責任者となっている業務
- パワハラ加害者がやり方に拘りを持っている業務
上記のような業務からは担当を外れて、他の業務の担当となるべく行動しましょう。
どの業務がパワハラの発端となりやすいかを見極めて、被害に遭う確率が高い業務の担当は他の人に当たるようにアプローチしましょう!
6.パワハラ加害者を徹底的に避ける
加害者との接触機会を極限まで下げる方法です。
ダメージを減らす観点では、有効な手です。
徹底的に避けると言っても、イメージが湧かない人もいるかと思います。
私がパワハラ加害者を避けるために駆使した方法を紹介します。
職場環境や業務内容で実施できることは違うかと思いますが、参考にして実施してみてください。
- お昼休みのタイミングをずらす
- 会議を入れるタイミングをずらす
- 有休を取得する日をずらす
- 時差出勤で被っている時間を減らす
- 在宅勤務の日をずらす
- トイレ、休憩に行くタイミングをずらす
- 加害者がデスクにいる時にデスク外の仕事をしに行く
- 出張は加害者が出社している日入れる
お昼休みやトイレ、休憩のタイミングは小さいものですが、塵も積もれば山となるです。
また、ほとんどの職場では、同僚のスケジュールが共有されているものです。
徹底的に加害者を避けるスケジューリングをしましょう。
接触頻度が下がれば、パワハラされる機会も減ります。そして、パワハラで受けるダメージも減るというものです。
スケジュールをずらすことで、パワハラ加害者から会議・打合せを入れられる頻度も下がります。
会議や打ち合わせは、パワハラを受ける可能性が高いイベントなので、徹底的に避けるという行為はパワハラのダメージを減らす効果絶大です。
嫌なモノとは距離を置きましょう。
番外.パワハラ加害者に気に入られる
相手に気に入られて、パワハラされないようにする。という方法です。
番外編にしたのは、実施のハードルが高いからです。
そもそも気に入られる振る舞いができていれば、パワハラに悩んではいないでしょう…
ただ、一度、冷静に考え直してみて、トライしてみる価値はあります。
どんな人間が気に入られているのか。
その人の真似をして、気に入られるか挑戦します。
うまくいけば、儲けものです。
その他の方法としては、ゴマをすりまくる。
本人がいないところで、パワハラ加害者のことを褒めまくる。尊敬している発言をしまくる。
こういったことも気に入られるために有効な方法です。
人間、自分に好意を持っている相手にはキツイ当たり方をしなくなる傾向があります。
嫌な気持ちをぐっと抑えて、気に入られに行く。
これもパワハラのダメージを減らす観点で有効なアプローチです。(難易度は高いですが。)
まとめ
1~3はどんな職場環境でも実施可能なことです。
やるかやらないかは自分次第です。
大きなリスクがない以上、やらない手は無いのではないでしょうか。
むしろ、放置して何もしないことの方がリスクです。
パワハラのダメージは気が付いた時には体調不良、メンタルダウン直前であることも珍しくありません。
パワハラについて調べて、このブログに辿り着いた時点で、あなたは何かしらの対策を踏み出すべき人です。
この記事に書いてある方法で自分が実施できそうなことは、ぜひ、してください。
早い行動があなたを守ります。
手遅れにならないように、いますぐ行動に移して下さい!
dodaに登録、面談まで済ましておくと安心です。
登録は無料・簡単・お手軽です。登録はすぐ終わりますし、面談はwebや電話で可能です。
面談まではしたくない。という人はリクナビNEXTがおすすめです。
こちらも登録は無料・簡単・お手軽です。